『ザ・ロック』解説|あらすじからネタバレあり感想評価まで|ニヤリ満載アクションムービーの名作

スリラー・SF・アクション

こんにちは!映画好き絵描きのタクです。今回取り上げる映画は、『ザ・ロック』です。マイケル・ベイ監督。配役はニコラス・ケイジ/ショーン・コネリー/エド・ハリスと渋豪華な3人。アルカトラス刑務所を舞台にしたアクション映画です。



『ザ・ロック』解説

『ザ・ロック』を一言で表すなら「アクション映画王道ムービー」でしょうか。じゃあ、『ザ・ロック』の見どころ魅力って何??と訊かれたら、ぼくは以下の三つをあげます。

1.主役二人=ニコラス・ケイジとショーン・コネリーの息の合った演技

2.絶妙アップテンポな緊迫感あふれるストーリー展開

3.脱出不可能と言われた四方を海に囲まれたアルカトラズ島という舞台設定

この三つでしょうか。

冒頭から「つかみはオッケー」の粋な走り出し、そして映画好きをニヤリとさせるシーンが次々連打…。

役者もよし、シナリオもグッド、舞台もナイス…と言うことで、細かいこと抜きにして「映画をスカッと楽しみたい!」という方に、うってつけの映画です。

日本公開1996年のアメリカ映画です。



『ザ・ロック』スタッフ・キャスト

監督:マイケル・ベイ

キャスト:ニコラス・ケイジ/ショーン・コネリー/エド・ハリス 他。

『ザ・ロック』予告編

日本版の予告編です




『ザ・ロック』あらすじは?

あらすじをざっくり紹介します。

1996年、元海兵隊の英雄フランク・ハメル准将(エド・ハリス)率いる武装集団が、かつての監獄島であるアルカトラズを占拠する。

目的は、過去、理不尽な作戦で命を落としていった兵士たち遺族への賠償金を政府に支払わせること。

彼らは化学兵器VXガスを奪取し「要求が通らなければサンフランシスコをVXガスで攻撃する」とアメリカ政府を脅す。

FBIは、職員化学者のスタンリー・グッドスピード(ニコラス・ケイジ)と、アルカトラズにかつて幽閉されていた元イギリス情報部MI6諜報員ジョン・メイソン(ショーン・コネリー)に、VXガス奪取の白羽の矢をたて、人質救出とテロ阻止という極秘任務に挑むことになる。

メイソンはかつてアルカトラズ唯一の脱獄者であり、島内の構造に精通しているのだ。

刑務所に投獄されていたメイソンだが、司法取引で出獄し、任務につく事になった。

グッドスピードはメイソンと共に、海軍特殊部隊ネイビーシールズを率いてアルカトラズに潜入する。

しかし、島内にはハメル率いる武装集団が待ち構えており、激しい銃撃戦となりネイビーシールズの兵士たちは全滅。

グッドスピードとメイソンは辛くも逃れ、二人だけでハメルら武装集団に立ち向かう事になる….。

といったあらすじです。



『ザ・ロック』あらすじ結末ラストまで〜ネタバレにつき閲覧注意!

以下はあらすじラストまでとなりますので、映画を見たい方はスルーしてくださいね。

グッドスピードとメイソンは、ハメルの計画を阻止するため、化学兵器貯蔵庫を目指す。

ハメルは政府の対応に不信感を募らせ、VXガスの使用をちらつかせ始める。

しかし、ハメルの煮え切らない態度に憤慨した部下たちが反乱、銃撃戦となりハメルは死亡。

グッドスピードとメイソンは激しい戦いの末、武装集団を倒し、VXガスの発射を阻止することに成功する。

現場から姿を消すメイソン。

グッドスピードはFBIの上司からメイソンの姿が見えないことを問われるが、「爆発で跡形もなく吹き飛んだ」と告げる。



『ザ・ロック』キャストの息の合った演技がステキ

名優ショーン・コネリーの渋み

007シリーズのジェームズ・ボンド役の印象が強いショーン・コネリーですが、ぼくは007以降のショーン・コネリーが実は好きです。

「渋さで勝負の役者」三本指に入れちゃいます。

ブライアン・デ・パルマ監督の『アンタッチャブル』では脇役でしたが、しっかり主役を食っていました。

そのあたりから渋コネリーの快進撃が続くのですが、『ザ・ロック』も向かう所敵なしの存在感を示します。

当時、絶賛売れっ子となっていたニコラス・ケイジとショーン・コネリーの掛け合いが、絶妙凹凸コンビ的でめちゃくちゃ粋です。

アクティブとは程遠い化学者という職業のニコラス・ケイジと、情報最前線の現場をわたり歩いてきた元イギリスMI-6諜報員ショーン・コネリー。

この二人のアンバランスさが、ヨイのです。

『ザ・ロック』のショーン・コネリー演じる元諜報員は、映画ファンからすると「嗚呼、007が捕まってた…ってことね」と思いたくなるような役回りです。

そんなことは明かされませんけど、どう想像したってヨイノデス。

ぼくは勝手にジェームズ・ボンドだと決めつけて観ていました。

だって、そのほうが楽しいんだもの笑笑



クセモノ役者ニコラス・ケイジ

ニコラス・ケイジって、不思議な役者さんだな、と、いつも思います。

決して2枚目じゃないし、かなり筋肉質ではあるけど、マッチョがウリなわけでもない。しかして顔立ちは超個性的。

『ザ・ロック』で演じた役回りも戦闘系キャラではなく、化学者。

もちろん主人公ではありますが、ショーン・コネリーやエド・ハリスに囲まれて程よくいい具合。

クライマックスの発煙筒を掲げる、わずか1秒ほどのカットは、傑作アングルカットの一つだと思います。

ニコラス・ケイジ、ぼくは個人的にとても好きな俳優さんです。



敵役エド・ハリスの切ない役回り

敵役ハメル准将を演じているエド・ハリスがまた渋いです。

この映画が公開された時、映画館を出て「エド・ハリスのようなジイさんになりたい!」って、本気で思ったものです。

そんなことはどうでもいいけど、エド・ハリスは今もスクリーンに登場しただけで画面をピシャッと引き締めてくれますね。

そんなエド・ハリスが演じるハメル准将が、「軍人の悔しさと切なさ」を匂わせつつ強烈個性のニコラス・ケイジとショーン・コネリーを相手に回すのです…化学者と元諜報員、そして軍人というタイプが異なる3人がそれぞれ見事に歯車を合わせ、ストーリーを前に進めます。

敵味方別れども、歯車絶妙名演….だからこの映画は面白い…そうぼくは思います。


ストーリーに見え隠れする親子の関係が生きています

『ザ・ロック』もそうですが、ジェリー・ブラッカイマー×マイケル・ベイの名コンビが送り出したアクション映画は他に『アルマゲドン』『コン・エアー』がありますが、それらのストーリーで主人公たちの困難を乗り越える原動力として共通しているのが、「我が子への愛情」です。

「親子愛」がストレートに語られるのが当時の流行だったのかもしれません。

今見ると都合良すぎのシーンやクサすぎる感多々かもしれませんが、ですが、「だよね、親は我が子のこととなったら、身を投げ出すさ」と納得させられるんですよね。



脱出不可能と言われたアルカトラズ島

アルカトラス島って、どんなとこ??と思うかた、当然いると思います。

クリント・イーストウッドの『アルカトラズ島からの脱出』など、映画では何度か取り上げられています。

脱出不可能と言われるほど強固な監獄だったから、映画の題材にもなるんでしょうね。

どんなところかをウィキペディアで調べてみました。以下ウィキペディア抜粋転載します。

アルカトラズ島(アルカトラズとう、: Alcatraz Island)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ湾内、サンフランシスコ市から2.4kmのところに浮かぶ、面積0.076km2の小島である。昔は灯台、軍事要塞、軍事監獄、そして1963年まで連邦刑務所として使用され、ザ・ロック囚人島監獄島とも呼ばれている。1972年、国立レクリエーション地域となり、1976年及び1986年にランドマークの指定を受けた。

〜中略〜

1934年4月から、脱走対策を万全にするため、軍事刑務所の設備に手が加えられた。格子は柔らかい素材から、道具を使っても破壊できないものに取り替えられ、受刑者が逃げ隠れできる可能性のあるトンネル等はすべてセメントで埋められた。監房を取り巻くように、武装した看守の監視拠点である「ガン・ギャラリー」が、受刑者を見下ろす高所に設けられた。ガン・ギャラリーは鉄柵で防御されていた。独房の鍵はこれ見よがしにガンギャラリーの外側に、見えるところに吊されていた。食堂の天井には催涙ガスの噴射装置が取り付けられ、ガン・ギャラリー又は外部の監視場所からの遠隔操作で噴射できるようになっていた。全部で600近くの監房があったが、どの監房も建物の外壁とは接しないようになっていた[7]




『ザ・ロック』を楽しむためのルール

化学者と元諜報員が軍人と丁々発止渡り合うアクション映画が『ザ・ロック』です。

細かいところをつっこんでしまうと面白みが半減する映画でもありますから、ご注意を。

「長いこと監獄に入っていた初老の諜報員が、そんなすぐに駆け回れるはずないだろ?」

「監獄に入って世間から抹殺されていたメイソンが、なんですぐ娘に会えるわけ?」

「そろそろ〜〜と神経質に扱っていたVFガスの球体を、アクションシーンで雑に扱っていいの?」

といった声も聞こえてきそうになりますが、それはそれ、スカッとしたいアクション映画は目をつぶったほうが良いシーンもあると思う..とはぼくの意見です。



『ザ・ロック』カメラと構図がたまらないのです

『ザ・ロック』はカメラもめっぽう楽しめますよ。

「スローモーションと絶妙クールな構図こそマイケル・ベイムービーだぜ」とでも言いたくなるようなカメラアングルと編集が、そこかしこに生きています。

冒頭オープニングはそんなクールな構図の畳み掛けで物語のスタートを見事に解説しちゃいます。そのあたり、さすがだと思います。

「カッケーなー」って言う感覚は、もちろん個人差があると思いますけど、ひどい映画も多いですから、常に水準以上の構図をカメラで見せてくれる『ザ・ロック』は、構図フェチのぼくは、ニヤニヤし通しの映画でした。

『ザ・ロック』名言満載シナリオです

ショーン・コネリー演ずるメイソンのシーンでは、「古式ゆかしきハリウッド流ニヤリシナリオ」があちこちに見受けられます。

「詩人か農家でもしたかったよ」なんて言葉をバリバリの諜報員メイソンに呟かせるあたり、にくいです。

また監獄独房内のメイソンの部屋に置かれている本が「シェイクスピア」だったりと、キャラをきわ立てるための何気ない小物もピリッと効いてるシナリオでした。



『ザ・ロック』ぼくの評価は星4つ

あちこちツッコミどころもある映画『ザ・ロック』ですが、アクション映画としてとことん楽しませてもらえたことと、構図フェチの偏見で、ぼくの評価は星4つです。

楽しくもカッコイイ映画をありがとうございました。

『ザ・ロック』配信先は?

以下のサービスで配信。レンタル可能です。

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コメント

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