『クワイエットプレイスDay 1』評価|続編映画のネタバレ考察・あらすじ感想|ポップコーンの音を立てたら即、死!

スリラー・SF・アクション

こんにちは、映画好き絵描きのタクです。今回レビューする映画は『クワイエットプレイスDay1』。2024年公開アメリカ映画です。

「音を立てたら即、死」という、「シチュエーションスリラー」の言葉を流行らせたのは『クワイエットプレイス』でした。本作『クワイエットプレイスDay 1』はその一作目の前日譚です。



『クワイエットプレイスDay 1』予告編




『クワイエットプレイスDay 1』解説

解説は「映画.com」さんの記事から転載します。

音に反応して人間を襲う“何か”によって人類滅亡の危機に瀕した世界で、沈黙を守って生き延びる一家の姿を描いた人気サバイバルホラー「クワイエット・プレイス」のシリーズ第3作。田舎の町を舞台にした前2作と変わり、今作では大都会のニューヨークが舞台となり、これまで語られてこなかった“何か”が地球に襲来した最初の日を描く。

飼い猫のフロドとともにニューヨークに暮らすサミラ。大都会ゆえに不寛容な人もいるが、そんな街での日々も、愛する猫がいれば乗り切ることができる。そんなある日、突如として空から多数の隕石が降り注ぎ、周囲は一瞬にして阿鼻叫喚に包まれる。そして隕石とともに襲来した凶暴な“何か”が人々を無差別に襲い始める。何の前触れもなく日常は破壊され、瓦礫の山となった街の中を逃げ惑うサミラは、路地裏に身を隠して息をひそめ、同じように逃げてきたエリックという男性とともにニューヨークからの脱出を計画するが……。

前2作で監督や脚本を務めたジョン・クラシンスキーは、今作では製作や脚本を担当。ニコラス・ケイジ主演のリベンジスリラー「PIG ピッグ」で注目された新鋭監督マイケル・サルノスキがメガホンをとった。主人公のサミラ役に「ブラックパンサー」「それでも夜は明ける」のルピタ・ニョンゴ、サミラと行動をともにするエリック役に「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のジョセフ・クイン。また、シリーズ第2作「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」でジャイモン・フンスーが演じた謎の生存者も登場する。



『クワイエットプレイスDay 1』あらすじ〜閲覧注意!

ニューヨークに暮らす主人公サミラは、末期癌で、ニューヨーク郊外のホスピスに通っている。

ある日ホスピスのケアマネージャーは、レクタイムを作り、サミラはじめ、患者たちをバスに乗せ、ニューヨークのまちなかの劇場に行く。

劇場での演目はマリオネットだった。劇場に集まっていた観客の子どもたちは歓声を上げるが、サミラはつまらなそうだ。

サミラにはまちなかに出かける別の理由があった。ピザを食べることだ。

しかし、ピザを食べる間もなく、ニューヨークを多数の火球が襲う。

サミラも火球激突の衝撃に巻き込まれ、気を失う。

その火球と見えたものは、「音」を出すものを捕食するエイリアンだった。

火球の激突に阿鼻叫喚となったニューヨーク。

悲鳴を上げて逃げ惑う人々を、エイリアンが次々と捕食してゆく。

気を失ったサミラは一人の男に助けられ、劇場シアターに連れて行かれる。

「ちょっとでも音を出すな。やつらが襲ってくる」

シアターには大勢の人々がいたが、空気は恐怖とそれを押し込んだ沈黙だ。

ケアマネジャーは室外バッテリーの誤作動で出た音を止めに出るが、衣服の破けた音を察知されエイリアンの餌食となる。

一人、静寂のニューヨークを家に向かおうとするサミラ。

「エイリアンは水に弱い。市民はすぐさま港へ移動せよ」とのヘリからのアナウンスが町に響く。

しかし、港に向かう人々の静かな足音でさえ、大勢になればそれは大きな音となる。

群衆の足音はエイリアンにはかっこうの捕食シグナルだ。サミラが向かうのは癌による痛みを止める薬がある家だ。群衆とは逆の方向に進むが、エイリアンの襲撃に巻き込まれてしまう。

サミラはその襲撃で怪我を負うが、逃げる道すがら、一人の若者、エリックと会う。

彼に対しサミラは港へ向かうようジェスチャするが、エリックは一人での恐怖にあがなえず、港に行くことを拒みサミラへの同行を願い出る。

隠して2人の静かな行動は雨音にも護られエイリアンに感づかれることなく家へとたどり着く。

サミラの家でお互いの過去を話す2人。

エリックは、イギリスから法律を学びにニューヨークに来たという。

サミラの父はジャズピアニストで、サミラは子どもの頃から演奏を聞いた後、近くのピザ屋でピザを食べることがたのしみだった。残り少ない命が消える前に、必ずピザを食べに行くと告げる。

2人はその店に行く決心をし、エイリアンがうごめく外へと歩き出す…。



『クワイエットプレイスDay 1』あらすじネタバレ〜まだ観てない方、閲覧禁止!

以下はラストまでのネタバレです。映画をまだ観ていない方は閲覧禁止!です。

サミラとエリックのピザ屋を目指す旅は危険を極めたが、たどり着く。

しかしすでに店は廃墟となっていた。

力を落とすサミラ。エリックは元気付けるべくサミラを思い出深いジャズバーへと連れて行き、

安らぎの時間を過ごす。

 

船が出る時間が迫っている。

サミラはエリックとともに、港を目指す。

しかし逃げ延びた人々を載せた船はすでに港を離れていた。

埠頭には水を怖れ、先に進めないエイリアンの群れ。

サミラは、エリックに海を目指し走れと指示する。

走り出すエリック。

しかしサミラはバールを拾い上げ、別方向に走る。

乗り捨てられたクルマの列の窓を叩き割ることでエイリアンを引きつけるサミラ。

エリックは、エイリアンの手がかかる寸前、海に飛び込み、船に救われる。

 

囮になったサミラも無事だった。

ラスト、サミラは誰もいないニューヨークの路上に立ち、イヤフォンで音楽をきいている。

が、決意をこめた眼差しでイヤホンジャックを抜き去る。

誰もいないニューヨークに響き渡る音楽。

エンドロール。


『クワイエットプレイスDay 1』感想

この映画を映画館で観て、一番強く感じたことを伝えます。

それは…

この映画は、ポップコーンを映画館内でカサコソさぐっちゃダメ!ってことです。

あの、これ、マジ大事なことだと思います。

クワイエットプレイスの映画のキモは無音シーンなんです。

そんなキンチョー感爆あがりのシーンで、左右から小さく「カサ、カサコソ」…

やばい!エイリアン襲ってくるじゃん?

と思ってたら、ん?もしかしてポップコーン探る音か?

てな感じで、興醒め。

 

最近の映画館は音響システムが良いんですよね。

だからポップコーンカサカサが映画の効果音かな?とマジ思っちゃうんですよね。

その後、ぼくの後ろに陣取っていた5人組男子も全員ポップコーン&ドリンクセットだったようで、まー、音がする。

いや、彼らが悪いわけではないですよ。この手の映画にポップコーンとホットドック&コーラはセットです。フツーの映画ならぜんぜんノープロブレムだし、ぼくだってポップコーン食べるし。

でも、この映画は、チラシキャッチに

『ポップコーンの音立てたら即、死!』

くらいのユーモア聞かせといても良かったんじゃないか?って思いました。

 

あ、映画の感想…はですね、『ニューヨークが無音になる設定がスゴイ』という評価をネット上で横目に見ていましたが、その点はぼくは全然新鮮味ありませんでした。

大都会が無音になるって、自然災害でも当たり前にあることだし、これまでのいろんな映画でも都市機能マヒって当たり前にありましたし、真新しさを感じません。

ドラマ自体、いくつかの章に別れているような作りなんですが(章としてクレジットされるわけではない)それぞれの繋がりがぎこちなくて、エピソードが転換するたびに気持ちが冷めていました。

ラストも、観てて想像がついてしまったのが残念。

「まさか、ラストここでこんなシーンにするんじゃないよな…」

と嫌な予知がかすめたら、まんまその通りに終わりました。「オイオイ…もっと脚本練ってくれよ…」。

 

よかったところはサミラとエリックがジャズバーでやりとりするパントマイム的なシーン。

映画全体から見ると、妙に浮いている、と言えば浮いているんですが、先ほども書いたように、章立てのつながりが今ひとつ良くない、、、なので逆にこのシーンは心に残りました。

光の陰影から2人の静かな掛け合いから、パントマイムショーをうまく意識したカメラアングルまでいい演出だと感じました。

 

『クワイエットプレイスDay1』は、いわゆるシチュエーションスリラーですから、それはもう劇場の椅子で動けないくらい、ずっとドキドキハラハラしまくります。

ですが、ただそれだけで終わっちゃった感じが残念な『クワイエットプレイスDay1』でした。



『クワイエットプレイスDay 1』ぼくの評価〜猫好き狙いは吉と出たか?

うーん、一作目がそれなりに面白かっただけに、ちょっと厳しかった。

捕食エイリアンの高速で這い回る怖さも、だんだん慣れてきて、さほど怖くなくなってくるし。(ぼくは、です)やっぱり襲う側の姿は、あまり見せない方が怖いです。

あとね、感想に書かなかったけど、猫が登場します。サミラの飼っている猫なのですが、猫好きへのサービス感ばかりが見え隠れして、ぼくはダメでした。犬は一匹も出てこない…最も吠える犬は皆、捕食されちゃったのでしょうが、、、でも、確か、猫もなきますよね。(ネコ好きなみなさま、ごめんなさい)

ぼくの評価は星二つ半でした。





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