『エイリアン』シリーズ女優シガニー・ウィーバー:『ゴーストバスターズ』から『アバター』と一世風靡女優のキャリアと現在、吹き替え声優まで。

映画の周辺

ちょっとクセあるべっぴんアクター、シガニー・ウィーバー [Sigourney Weaver]。『エイリアンシリーズ』での宇宙貨物船航海士「リプリー役」から『エクソダス:神と王』、『ゴーストバスターズ』・『マイニューヨークダイアリー』・『アバターシリーズ』…と、守備範囲はSFホラーから、シリアス、コメディ、歴史スペクタクルまで幅広い女優さんです。今回はそんなシガニー・ウィーバーのプロフィールから魅力までを管理人独断目線で取り上げてみます。




シガニー・ウィーバー略歴〜『エイリアン』〜『ゴーストバスターズ』から『アバター』まで

シガニー・ウィーバー・NYに生まれる

シガニー・ウィーバーは、1949年10月8日、アメリカ・ニューヨークに生まれました。父親はテレビ局の重役・プロデューサー。母親はイギリス人の女優です。ショービジネスに入るべくして入ったような血筋です。

子供の頃から自分の名前が気に入らず、小説『華麗なるギャツビー』の登場人物「シガニー・ハワード」から取って、シガニー・ウィーバーと名乗るようになったと言います。

スタンフォード大学で国語を学び、イェール大学のスクール・オブ・ドラマで演技を専攻。当時、メリル・ストリープが同級生だったそう。なんか、どこか似てる雰囲気が…
時代が女優のキャラクターに与える影響もあるのかもしれませんね。
そう思うのは管理人だけでしょうか。

1975年にはイングリッド・バーグマン主演の舞台『The Constance Wife』で演出助手としてショービジネスの仕事につきます。しかし裏方ですから女優デビューとはなっていません。



シガニー・ウィーバー・リドリー・スコット映画『エイリアン』で主演

映画デビューは1977年のウッディアレンの映画『アニーホール』です。
もちろん端役。セリフはなかったようです。

それから2年後の1979年、リドリー・スコット映画『エイリアン』で主人公の宇宙貨物船航海士:「エレン・リプリー役」を演じ、一気にスターダムに。
公開当時、リプリー役の衝撃はそれはもう凄かったですね。
クライマックスシーンでは、エイリアンと最後の対決するために、タンクトップに下はショーツ姿で宇宙服にそろりそろりとはいるのです。このシーンのかっこいいこと。
今なら「え?だから、なに?」と言われそうですが、1979年当時、SFスリラーアクションでそんな表現は、ダントツぶっちぎりだったのですよ。



元祖ドボジョ〜重機女子のシガニー

続くジェームズ・キャメロン監督の『エイリアン2』でも、同じくリプリー役を演じ、「重機ロボットを巧みに操るタフで勇敢、かつ、母性の強い女性」という、当時としては珍しい女性像を演じ(あくまで当時)、世相にも受け入れられていきました。

今はドボジョや重機女子もしっかり市民権を得て珍しくありません。振り返ってみると、リプリーの重機ロボット操作シーンは、間違いなくドボジョ、重機女子の走りですね。
ただ美しく強いだけではなく、そういう泥臭さと母性がプラスされていたところが、管理人は好きでした。
シガニー・ウィーバーの演技がめちゃくちゃ輝いていた『エイリアン2』です。



シガニー・ウィーバーはカメレオン女優

『ゴーストバスターズ』シリーズのディナ・バレット役(この役もリプリーとは別の意味で超絶セクシーだった)、『アバター』のグレイス・オーガスティン博士役など、数多くのヒット作に出演してきたシガニー・ウィーバーですが、役柄が毎回ガラッと変わるところがすごいです。

その多彩な役作りからカメレオン女優との評価もありますが、「芯の強さ」を演じさせたら天下一品、、、といえば、褒めすぎでしょうか。



シガニー・ウィーバーの出演作品

シガニー・ウィーバーの出演作品をいかに抜粋、まとめました。(年代・シリーズ順です。)

映画
アニーホール
エイリアン(1979)
エイリアン2(1986)
エイリアン3(1992)
エイリアン4(1997)
目撃者(1981)
愛は霧の彼方に(1988)
1492コロンブス(1992)
ゴーストバスターズ(1984)
ゴーストバスターズ2(1989)
アバター(2009)
エクソダス神と王(2014)
アバター2(2022)
マイニューヨークダイアリー(2020)

脇道ですが、テレビドラマ刑事コロンボ(1980)「5時30分の目撃者」という回に出ていたというウワサもありますが、これは間違いです。ぼくも観たドラマですが、確かにそっくりな女優さんですけど、別の役者さんのようです。



シガニー・ウィーバーの現在

2023年現在、シガニー・ウィーバー、73歳。管理人のぼくとは、たったひとまわりしか違わないんだ…。おまけに誕生日は1日違いだし(だからどうした?笑笑)。しかし、見てきた世界がグレートに違いすぎるなあ、と、ついつい思ってしまう、グレートな女優さんです。

『アバター』博士役が記憶に新しいところですが、まだまだこれからがさらに楽しみな女優さんです。



シガニー・ウィーバーの吹き替え声優は?

シガニーウィーバーの声をアテている声優さんは大勢います。
中でも幸田直子・戸田恵子・駒塚由衣が比較的多くシガニー・ウィーバーの声を担当しているようです。







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