『華麗なるヒコーキ野郎』映画レビュー番外編〜登場する機体や名曲マーチ輝くサントラ音楽のこと

映画の周辺

ロバートレッドフォードが主演した『華麗なるヒコーキ野郎』(原題The Great Waldo Pepper)を前回取り上げましたが、登場する複葉機やマーチが素敵な音楽のことを、メモとしてまとめてみました。

『華麗なるヒコーキ野郎』登場する飛行機=機体について

 ロバート・レッドフォードの愛機はカーチスJN4ジェニー。練習機です。6500機あまりが生産。第一次世界大戦後、大量のジェニーが民間に払い下げられバーンストーマーたちの飛行機として使われました。(1920年代に遊覧飛行や曲芸飛行は「バーンストーミング」と呼ばれています。ゆえにパイロットはバーンストーマーと呼ばれていました。)

 ケスラーのモデルになったのはエルンスト・ウーデットという第一次世界大戦でレッドバロンことリヒトホーフェンに次ぐエースパイロットでした。ちなみにケスラーの乗機は三枚羽根のフォッカー。意外と機体、小さいんですよ。ぼくが描いたフォッカーの水彩画がありましたので、アップしておきます。(手前がアルバトロス。左奥がフォッカーです。)

 ジョージ・ロイ・ヒル監督自身も海兵隊の航空隊パイロットでした。第二次世界大戦と朝鮮戦争で実戦を経験しています。空を実際に知っている監督だから作ることができた映画だったんですね。監督だけではなく、原案も彼です。

登場する複葉機がどんなカタチのヒコーキなのか?以下に紹介しておきますね。(管理人は実はヒコーキ好きなのでありました)

『華麗なるヒコーキ野郎』音楽・サウンドトラックの素晴らしさ

音楽は「酒とバラの日々」「シャレード」「ピンクパンサー」「」を手がけた巨匠ヘンリー・マンシーニが書いています。ぼくはサントラシングルを当時買って、毎日、嬉々としてレコード盤に針を落としていました。それこそ擦り切れるほど聴きました。今、あらためて聞いてもめちゃくちゃ名曲だと思います。

タイトルとなったマーチが素晴らしいです。

かつて映画音楽には、『マーチ』という名作ジャンルがありました。『大脱走』や『戦場にかける橋』、『史上最大の作戦』あたりの曲は永遠の古典となっていますね。そんなマーチ名作の流れを継いだ映画音楽史上にキラ星のごとく輝く名曲…と管理人は思っています。

 聞いてみたいなあ、という方、こちらにYouTubeから引っ張ってます。お聞きください。




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